(M)真琴ひびきが (H)ほうれい線を (K)消し去った世界線にようこそ!

女装写真まとめ、趣味まとめ、ネット活動まとめ。

②【アニサマ2016】筋肉少女帯しかCD持ってないアニソン素人奴が行った結果ww【筋少解説付き】

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目次(本ページ)

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②ページ目 4.筋少ファンの私(煮崩れたファン歴12年)から見たアニサマ当日の筋少

(1)混ぜるな危険! 筋少×angelaまさかのコラボ(+楽屋裏、ヒビメイク特攻服のこぼれ話)
(2)「パララックス・ビュー愛のプリズン」発言の真意+オーケンの別バンド「特撮」とは
(3)ペンライト=「光り棒」!? 「ガラケーも使いこなす」オーケンおじさんのあざとかわいさ

(4)ポリープ手術から復帰後、大舞台で魂の原曲キー初成功! 本気出した「よそいきのケンヂ
(5)「どこに行ってもアウェーインザライフ」な筋少を包み込んだアニソンファンの温かみ

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目次(別ページへのリンク)
①ページ目 1.筋少優勝! アニソン優勝! アニサマ優勝! Win-Win! (本記事の主旨)
①ページ目 2.筋肉少女帯ってなんでアニサマ出てんの? (主観込みまとめ)

(1)筋少らしさとアニソンらしさを共存させる、バカテク楽器隊・作曲陣の引き出し
(2)ネガティブ作詞家オーケンが長年をかけて辿り着いた、絶望から希望へ向かうタイアップ

(3)筋少アニメアニサマ混ぜ合わせた危険な立役者、藤田和日郎さんと徳間ジャパン
(4)藤田さん推しアルバム「仏陀L」「シスターストロベリー」と印象的なピアノ・三柴理さん

①ページ目 3.アニソン素人奴の私ってなんでアニサマ行ってんの? (蛇足)

(1)筋少の一生に一度の晴れ舞台かもだからです!
(2)昔、angelaファンだった時期もあるからです!

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③ページ目 4.筋少ファンの私(煮崩れたファン歴12年)から見たアニサマ当日の筋少

(6)ベストアルバムでかっこいい推し曲を見つけよう! 「煮崩れたおでん化計画 第1章
(7)ワンマンライブでかわいい推しメンを見つけよう! 「煮崩れたおでん化計画 第2章

(8)他の出演者とは馴れ合わない!? 「ねむねむおじさんはクールに去るぜ(語弊あり)

(9)オーケンアニサマ出演者は接点だらけ!? 実現しなかったコラボ(そもそも期待値低め編)
(10)筋少アニソンは接点だらけ!? 実現しなかったコラボ(そもそもアニサマ出てない編)
(11)筋少ジョジョは接点だらけ!? 原作中の筋少ネタまとめ(MCで言及してほしかった編)

(12)「冥土の土産になった!」筋少メンバーのアニサマ感想まとめ(イベント内トークの要約)

④ページ目 5.アニソン素人奴(アニソンから離れ10年)から見たアニサマ当日出演者①

(1)筋少も羨望したロッコ待遇w 地球防衛部が輝かせた、5色壮観の「光り棒
(2)「君とだけ」歌ってくれる、小倉唯さんとアニソンファンの美しい共犯関係
(3)L・O・V・E・は・る・か!となりの怪物くん」×「Q&Aリサイタル」の思い出相互作用

(4)アイドルポップス×オカルト用語!?「懐が深いりっぴー×「エグいオーケン異色コラボ
(5)プロ意識でピアノミスに号泣するりっぴー×「自分の歌の歌詞、覚えたことないオーケン

⑤ページ目 5.アニソン素人奴(アニソンから離れ10年)から見たアニサマ当日出演者②

(6)ライブライバー狙い撃ち!? りっぴーぱいちゃんみもりん μ's 5,4,3番クリーンアップ
(7)命題:筋肉少女帯+人間椅子=筋肉少女帯人間椅子悠木碧+竹達彩奈=悠木碧竹達彩奈?

(8)グリザイアがっこうぐらし平野耕太さん作品も! グロアニメも美しく彩る黒崎真音さん
(9)鮎川麻弥さん→Minamiさん→黒崎真音さん→NEXT? 継承されるアニソン・刻をこえて
(10)「空白にも色がある。」すでに始まりを刻み出したMinamiさんのいちにち(闘いの日々)

⑥ページ目 5.アニソン素人奴(アニソンから離れ10年)から見たアニサマ当日出演者③

(11)饒舌シークレットDJバッキー木場さん VS 寡黙ロックバンドbattaは静かに暮らしたい?
(12)アニサマにも棲む夏の魔物…!? 3時間経過した頃から具合が悪化、記憶が飛びました

(13)まさかの「新人」詐欺!? 沼倉愛美さんのハイレベルパフォーマンス+デビュー曲「叫べ
(14)中性的かつ対照的な奇跡の歌声! 剛のナノさんと、柔の蒼井翔太さんの「音を楽しむ」

⑦ページ目 5.アニソン素人奴(アニソンから離れ10年)から見たアニサマ当日出演者④

(15)かいしんのつぶやき! MCも楽曲も熟練のALI PROJECT筋少椅子と猟奇コラボ脈あり?
(16)人として軸がぶれていない! 路上から大トリへ。angelaの誠実真摯な生き様と存在証明

(17)10年ぶりにアニソン飛ばさずアニメ見始めた…w アニソン素人奴のアニサマ感想まとめ

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4.筋少ファンの私(煮崩れたファン歴12年)から見たアニサマ当日の筋少

 当日の感想は主にツイートの貼り付け、補足情報は主に合間の文章、という構成です。

 

 この二言だけツイートして、当日は力尽きました。「優勝」使ってみたさあって、初使用。
↓以下、後日まとめたツイート42連発開始(残り記事6ページ分)w


(1)混ぜるな危険! 筋少×angelaまさかのコラボ(+楽屋裏、ヒビメイク特攻服のこぼれ話)

 

 

 

 atsuko(アツコ)さんの、持ち前の明朗で力強いボーカルが、オーケンの味のあるボーカルや筋少の爆音と相まって、「混ぜるな危険」のアニソンらしさをいっそう引き立てていました。

 「大槻ケンヂと絶望少女達」でもオーケンと女性ボーカルの親和性は発揮されていますが、筋少ではゲスト女性コーラスを起用することがある程度なので、筋少にもデュエット曲がもっとあってもいいな、と改めて感じます(現状は90年「夜歩くプラネタリウム人間」1曲のみ)。

 KATSU(カツ)さんは、筋少の2人のギタリスト、フーミンおいちゃんそれぞれの隣に行って、ギターバトルのパフォーマンス。律儀でもあり、サービス精神旺盛でもあり!


 angela×fripSideのコラボ曲が発表されたばかりですが、筋肉少女帯×angelaも、アニソンリリースあっていいんじゃあないかな!
 って思わせてくれるくらい、angelaサイドがノリノリなのが、筋少ファンとしてもまた嬉しいですね。オーケンとお揃いのangela特攻服、一度きりの使用じゃあ、もったいない出来!

 開演前の楽屋裏では、angelaサイドが円陣(手を重ねて「オー」って言うやつ)をごく自然に求めてきて、そういう文化に慣れていない筋少サイド(特に人に触られること自体が苦手なオーケン)がまごついて上手くやれなかった、という逸話ありw (9/2オーケン名曲喫茶トークより) まさに、混ぜるな危険(違)

 これまたオーケンとお揃いのヒビ割れメイク、ハイクオリティで似合っていらっしゃる!
さすがにオーケンが顔に手描きしてあげたわけではないそうです。angelaの2人がヒビメイクを見せに筋少の楽屋に来たものの、オーケンはリアクションを上手く取れず、一拍置いてから驚いた風を装ったそうですw (8/30さしめしトークより)


 

 「六本木 天鳳 ラーメン」辺りでググるよりも、KATSUさんの刺繍通り素直に「麺硬く 油こく しょっぱく」でググった方が、刺繍の意味合いは分かりやすいですw
 お店の定番人気の味つけで、注文する際は「1・3・5で」と言うそうです(後は検索各々で)

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(2)「パララックス・ビュー愛のプリズン」発言の真意+オーケンの別バンド「特撮」とは


上坂すみれ 14年「パララックス・ビュー」は、アニメ鬼灯の冷徹」ED曲。


監獄男子(CV.神谷浩史、小西克幸、鈴村健一、浪川大輔、興津和幸)
 15年「愛のプリズン」は、アニメ監獄学園(プリズンスクール)」OP曲。


 両方ともオーケン作詞のアニソンだからこそ、アニサマというアニソンイベントで言及したのだと思いますが、「俺が作詞したんだぜー!」くらいの補足MCがあっても良かった気がします。脈絡も補足もない発言に、まさに観客までもがポカーン状態w
 両方とも筋少の曲ではないと知っていた私までもがポカーン状態w

 両方とも作曲はNARASAKIさん(通称ナッキー)。ギタリストにしてサウンドプロデューサーであり、関わったアニメ主題歌アニメ劇中音楽は、枚挙に暇がありません

 「特撮」というバンドに在籍しているのが、オーケンナッキーエディ(2章で前述したピアニスト。筋少のサポートピアニストでもある)、ARIMATSUさん(通称アーリー。ロックユニットVAMPSのサポートドラマーでもある)です。
 「大槻ケンヂと絶望少女達」の大半の曲の演奏も彼らが務めています。(オーケンナッキーアニサマ2009に出演。)

 愛のプリズン」や絶望少女達の楽曲群も、特撮でセルフカバーしています。色々とうまくやれば、筋少特撮、両方でのアニサマ出演もありえたかもしれません(?)
 特に「愛のプリズン」の詞はオーケン本人がいたくお気に入りですし、特撮としてアニソンイベントに出たいとも言っていますし。(リスアニ!インタビュー記事より)

↓「愛のプリズン」収録の、16年アルバム「ウインカー」ダイジェスト(本人映像つきVer.)


↓「ウインカー」ダイジェスト(全曲試聴Ver.)


 …なんでアニサマに出演していないバンドの解説に脱線しているかって?
私が筋少特撮オーケンエディを愛しているからですよォー!!!!
(実際、特撮の存在がオーケンアニメの接点を作ったという大きな役割を果たしています。)

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(3)ペンライト=「光り棒」!? 「ガラケーも使いこなす」オーケンおじさんのあざとかわいさ

 

 特撮で「サイリウムの海~」と歌われているのは「7人の妖」という楽曲です。
 CSの声優番組「声優男子ですが・・・?」の主題歌として提供されて声優さん達が歌ったバージョンは未発売なのに、その後の特撮でセルフカバーしたバージョンは発売済(前述のアルバム「ウインカー」収録)、という世にも不思議なコラボですw


 筋少の赤い公式ロゴは、こんな感じです。アニサマ参加の皆さん、ご存知でしたよねぇ?()

 「大槻ケンヂと絶望少女達」として出演した「アニサマ2009」DVDにも、オーケンの客席撮影のくだりは収録されています。まだまだガラケー主流の頃。
 その時に自分がガラケーを使っていたことを覚えていて、今回もあえてガラケーで撮ることにしたそうです。(8/30さしめしトークより)

 オーケンスマホに乗り換えたことを初めて正式に公表したのは、おそらく16年のスマホ向けゲーム「BLADE」リリース発表会のような気がします。が、ガラケー持ちってことにしといた方がオイシイから隠していたような節は、ここ数年感じていますw(いちファンの邪推)
 どうやらエゴサしてっるぽい発言を始めたのもごく最近。ちゃっかりネット活用してる…w

 自分がファンにかわいいと思われていることに自覚的で、ポンコツおじさん感を素で出す時と計算している時とがある。あざとくて、でもそれも込みでかわいい(煮崩れたおでんの発想)

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(4)ポリープ手術から復帰後、大舞台で魂の原曲キー初成功! 本気出した「よそいきのケンヂ

 オーケン声帯ポリープ発症から手術、復活までの流れをざっくり(?)まとめてみました。
オーケンのインタビュー記事を読んだ方が、心境は遥かによく分かりますが…w

 ①80年代デビュー時は「怪鳥音」と称されるシャウトボイスで歌い、90年代以降も高いキーで長年歌ってきました。ライブMCでもトークイベントでも、とにかくよく喋る人です。

 ②15/09/20ロックフェス氣志團万博(千葉会場)にて、「千葉・恋の都」(「パリ・恋の都」のセルフ替え歌)に登場する歌詞「マザー牧場」(元歌詞は「カフェ・オーレ」)の最高音箇所である「」を歌った瞬間、喉の痛みを自覚したそうです(オーケンが笑い話っぽく披露)。

 ③これ以降、ライブでのキー下げ曲、客のコーラスが多い曲、オーケンが歌わない休憩曲(インスト曲、他メンバーがボーカルを代行する曲)をより増やす傾向が顕著になりました。
 16年2月に、5月の声帯ポリープ除去手術と一時活動休止の予定を発表しました。

 ④16/04/23ライブ「歌って!筋肉少女帯にて、ゲストボーカルを多数招き、オーケンがほぼ歌わないワンマンライブを成立させました。(MCはめっちゃ喋ってた。我慢なさいw)

 声優・歌手の野水いおりさんもゲスト出演。オーケン作詞、フーミン作曲で野水さんに提供された「球体関節人形の夜」でコラボしました。(野水さんは熱烈な筋少ファンで、以前には筋少の「小さな恋のメロディ」もカバーしています。)
 野水さん曲も含めたライブ映像は「人から箱男」初回盤特典DVDに収録。オーケンはライブの最後に野水さんと手をつなぎたくて仕方なかったそうです。(9/22のほほん学校トークより)

 ⑤05/07声帯ポリープ除去手術成功。しばらく発声禁止期間に入りました。

 ⑥05/29イベント「大槻ケンヂ無言ファンの集い!敢行。筆談、映像ネタ、ジェスチャークイズ、アコギ演奏、目力と念によるテレパシー実験だけで2時間以上の間を持たせました。

 ⑦06/18トークイベント「オーケン復活ののほほん学校以降、トークと歌を解禁。
 07/14以降、ソロ弾き語りライブ「もう一度歌い始めるハチドリツアー開始。(6ヶ所)

 ⑧08/13筋少ボーカルとして復活。ワンマンライブ(平均20曲)は実施せずにアニサマ突入。
 08/13「RISING SUN ROCK FESTIVAL」(6曲)
 08/18,21筋肉少女帯人間椅子地獄のアロハLIVE Blu-ray&DVD発売記念ツアー」(12曲)
 08/28「アニサマ2016」(2曲)


 オーケン復活から2ヶ月、筋少復活から4回目のライブでアニサマに臨んだわけですが、その間「週替わりの奇跡の神話」を何度も歌い、最後の一言「不変の~」を原曲キーで歌うことには一度も成功していませんでした。

 ある時はキーを下げることできれいに歌えていた一方で、原曲キーに挑戦する時は必ずかすれてしまって。ソロ弾き語りの時は、バンドと違って歌い直しができる分、「不変の~」「不変の~」と2度3度歌い直す時もありました。「練習だから」「(ライブの最中だけど)本番じゃないから」「一生のうち、最後の1曲だけが本番だから」などとおどけつつw

 オーケンは、全てをエンターテイメントに昇華させるんですよね、あらゆる困難も、努力も。上記の病気も手術も、特殊なライブやイベントも、歌のミスや練習も。ただでさえ心配しがちなファンを暗くさせない(声が出ない時も巧妙に小銭稼ぎしている)エンターテイナー。

 そして、ホームでファンに温かく見守られながら練習を続けたオーケンが、アニサマという大舞台、アウェー中のアウェーで、復帰後初めて完璧に仕上げてきたわけです。アニメでしか筋少の曲を知らないであろうアニソンファンのイメージを裏切らない、魂の原曲キーで!

 「本日の歌詞」とか色々言われる(愛される)オーケンも、やればできる子なんです。本番には強いんです(本番とはいったい・・・うごごご!)。むしろアウェーや大舞台の方ががんばれる…私はこれを「よそいきのケンヂ」と呼びたいッ(参考:鬱フェス後の私のツイート)

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(5)「どこに行ってもアウェーインザライフ」な筋少を包み込んだアニソンファンの温かみ

 

 「筋少はどこに行ってもアウェー」を挨拶文句に、07年「OTODAMA以降、様々なロックフェスへの出演を増やしてきた筋少 。10年には、そのアウェー経験を歌詞(ネタ)にした「アウェー イン ザ ライフ」という楽曲や水野美紀さん主演の舞台演劇まで作成していました。

 数々のロックフェスをホームに変えてきたコミカルなキラーチューン「日本印度化計画」「踊るダメ人間」を封印された筋少が、初のアニソンフェスでも盛り上がった要因は様々でしょう。経験値と実力、楽曲の魅力、アニメタイアップ、大舞台のオープニング、angelaコラボ。しかし何より、アニソンファンのお客さんの温かさに感謝を禁じえません(どの立場から)

 オーケンも、目当ての演者以外は体力を温存する人が一般的な中、アニサマのお客さんは演者全員を応援してくれて、演者としてありがたい、と話していました(8/30さしめしより)